水商売系のお店で使われる専門用語に「同伴」と「アフター」があります。
2つの言葉はそれぞれ何を表しどこが違うのでしょうか。
この記事では、「同伴」と「アフター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「同伴」とは?
水商売の「同伴」とは、「客と一緒に店に出勤すること」を意味する言葉です。
本来は一緒に連れ立って行くことを表す言葉ですが、水商売系のお店では客と一緒に連れ立って店に出勤することを表す言葉として使われています。
クラブのホステスやキャバクラのキャバ嬢など水商売の中でも接待を担当する接客職で使われる言葉で、出勤前に店外で客と待ち合わせて合流しそのまま店に一緒に行き客になるのが一般的なスタイルです。
店に行く前に一緒に食事したり買い物したりなど出勤までの時間を楽しむこともあります。
「アフター」とは?
「アフター」とは、「水商売系のお店で営業終了後に客と一緒に出かけること」を意味する言葉です。
ホステスやキャバ嬢などがお店の営業終了後に客と一緒に食事に行ったり買い物に行ったりなど店外に出かけることを意味します。
営業終了後の行動なので仕事ではなくプライベートな時間にあたります。
当然給料は出ませんが客と親密になることで次の売り上げにつながる可能性がある大事な時間です。
「同伴」と「アフター」の違い
「同伴」と「アフター」の違いを、分かりやすく解説します。
「同伴」と「アフター」はどちらも水商売系のお店で働くスタッフが営業時間以外に客と過ごすことを意味しますが営業前に客と店外で過ごしそのまま一緒に出勤するのが「同伴」で、営業終了後に店以外の場所で客と過ごすのが「アフター」という営業時間の前か後かの違いで区別します。
「同伴」は客入りが少ない開店直後の売上を確保する直接的な営業活動ですが「アフター」は親密になることで来店回数向上を目指す間接的な営業活動です。
どちらも営業時間外の活動なので基本的に給料は出ませんが、店によっては手当てが支払われたりノルマが設定されたりなど仕事の一環として扱われることもあります。
まとめ
「同伴」と「アフター」は営業時間の前か後かで区別されます。
水商売系の店では広く使われている用語なので覚えておきましょう。
