「震天動地」と「驚天動地」の違いとは?分かりやすく解釈

「震天動地」と「驚天動地」の違いとは?違い

この記事では、「震天動地」【しんてんどうち】と「驚天動地」【きょうてんどうち】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「震天動地」とは?

まるで天を震わすように、自分がいる地を動かすといった意味で使われているのが「震天動地」【しんてんどうち】です。

例えば、海外に住む人々も震えさせるようなテロ事件や飛行機墜落といった事故が起きたり、マグニチュード8以上の大地震が起きたとき世界中の人を巻き込むほどの恐怖を与えるといった状況を伝えるとき使われています。


「驚天動地」とは?

天をも動かしてしまうのではないかと思うほど驚く出来事が起きたことを「驚天動地」【きょうてんどうち】といいます。

このような意味から、国中が驚く状況を表すとき「驚天動地のありさまだった」という言い方をするわけです。

それほど人々が仰天して驚愕する出来事が起きたとき酷く動揺するさまを表す言葉になります。


「震天動地」と「驚天動地」の違い

「震天動地」「驚天動地」の違いを、分かりやすく解説します。

天地を振動させるほど広い範囲で山火事が起きたり、洪水で作物が駄目になり、食べ物が減って人々が混乱するといった状況を表す言葉が「震天動地」です。

もう一方の「驚天動地」は多くの人を驚かせるような出来事をもたらす状況を指します。

また、後世に残るほどの事件が起きて世間がざわつくほど驚いたといった状況を表す言葉です。

「震天動地」の例文

・『米国での事件は日本経済にも影響を及ぼす震天動地だった』
・『海外チームを打ち負かして優勝した日本の結果はまさに震天動地だ』

「驚天動地」の例文

・『社員を見下していた会長が会議に参加したのは驚天動地であった』
・『日本の俳優が米国でオスカーに輝いたのは驚天動地である』

まとめ

似ている意味を持つ言葉を2つご紹介しましたが、意味や使い方が異なるので、状況に応じて自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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