「凄い」と「すごい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「凄い」と「すごい」の違いとは?違い

この記事では、「凄い」「すごい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「凄い」とは?

見たこともない恐ろしい表情を見せてくる相手の様子を表す言葉が「凄い」【すごい】です。

周囲はそのおぞましい形相に驚き、恐怖におののき、背筋が凍る思いをします。

使い方としては、「凄い目で怒りを伝えてくる」と人の並々ならぬ怒りや苛立ちを伝えるときの言葉になるわけです。

このように、いかに周囲が震えるほど怖い気持ちにさせる行動してくるか表します。


「すごい」とは?

驚くほど美味しい気持ちを副詞的に表す言葉が「すごい」です。

「すごい大きな宝石だ」というように、一般的なサイズよりもかなり大きくて驚く人の気持ちを伝えられます。

「すごい雨だ」といえば通常降る量ではなく、川が氾濫しそうになるほど大量に降る状況を表すわけです。

このように、俗語的に使う言葉であり、通常ではありえないほどの大きさや真似できない味、驚くほど速いといった動きを伝えます。


「凄い」と「すごい」の違い

「凄い」「すごい」の違いを、分かりやすく解説します。

通常の状態よりも大きいので驚く人の気持ちを過大に表現できるのが「凄い」です。

漢字で書くとよりその動きがとても気味が悪い状態を伝えられます。

また、「凄い形相で怒りをあらわにする」と生き物の怒りがどれだけ深いか表せるのです。

もう一方の「すごい」「凄い」を平仮名にして、日常的に起こる驚きや物体の大きさ、生き物の動きを過剰に表せます。

「凄い」の例文

・『社長の意見に反論すると、上司が凄い目で睨みつけてきた』
・『舞台俳優が凄い形相で演技するので、子供が驚いて泣き出した』

「すごい」の例文

・『すごい拍手と共に、今年最後の舞台が終わった』
・『中国の歌劇団の催しに、すごい人だかりができた』

まとめ

同じ読み方する言葉ではありますが、怖いと感じる相手の形相や行動を表すとき使う場合は漢字で、色々な場面で使うときは平仮名表記するといいでしょう。

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