この記事では、「シューキーパー」と「シューストレッチャー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「シューキーパー」とは?
大事な靴が型崩れしないようハメて使うのが「シューキーパー」です。
靴の中に入れて木枠を前後に伸ばせば濡れた靴が縮んだり、踵部分が押されたように崩れるといった問題を防げます。
バネが入っているので、靴に合わせてほどよく伸ばし、テンションをかけて使うのです。
靴に入れた後、前足部分が開いたり、閉じてつま先部分のきつい状態をほどよく広げて歩きやすくします。
かなりきつい革靴なら、夜の間に幅をめいっぱいに広げた状態で靴の中に入れておけば、朝には幅も適度に広がり、履きやすくなるわけです。
「シューストレッチャー」とは?
新しく購入した靴の幅を広くするために使うのが「シューストレッチャー」といいます。
とくに、女性用の靴がきつい幅であるとき、中に入れて引き伸ばしては足全体が入れやすく、履いている間に指を痛めないようにして快適に履けるようにするのです。
強いテンションをかけられる「シューストレッチャー」は木製でできているため靴を切ったり、傷めにくいのが魅力になります。
ストレッチャーの先端には丸い玉が付いていて、挟みのような形になっているわけです。
使い方はぎゅっと数回だけ持ち手に力をかけて挟めば、簡単に幅を広げられます。
「シューキーパー」と「シューストレッチャー」の違い
「シューキーパー」と「シューストレッチャー」の違いを、分かりやすく解説します。
置いておくだけでも大事な靴の形が崩れてしまうとき、中に入れてつま先部分の幅を伸ばすようにハメておく道具が「シューキーパー」といいます。
このキーパーをはさんでおくだけで甲にシワが寄ったり、形が崩れて履きにくいといった問題を防げるのです。
もう一方の「シューストレッチャー」は、靴を傷めないようポイントストレッチャーを挟んで使います。
力を加減して、回す回数を考えてはさみ、革には革用の柔軟剤を適度に塗り、染み込ませれば素材をやわらかくして伸ばしやすくする方法です。
まとめ
履きにくく、靴擦れしやすいきつい靴を履きやすくするために使われているキーパーを2つご紹介しました。
どのように履きにくいか調べて、問題をうまく解決できるものを選んでみるといいでしょう。