この記事では、「前衛ラケット」と「後衛ラケット」の違いについて紹介します。
前衛ラケットとは?
前衛ラケットとは、ソフトテニスにおいて前衛の選手が使うラケットのことをいいます。
ソフトテニスの試合はダブルスで行われる形式がほとんどなので、前衛と後衛にポジションが分かれています。
ネットの近くに立つのが前衛で、ネットから大きく離れて後ろに立つのが後衛です。
ポジションによって、使用するラケットも違います。
前衛ではボレーやスマッシュなど、得点を取るためのプレーを行います。
スピーディーなラケットワークが求められるので、重心の位置がグリップ寄りになっています。
そのためラケットの先が軽く、操作性が良いのです。
また、ラケットの長さも操作性を良くするために後衛ラケットより短くなっています。
後衛ラケットとは?
後衛ラケットとは、ソフトテニスにおいて後衛の選手が使用するラケットのことをいいます。
後衛の場合には、ストロークを中心とするプレーになります。
強いボールを打つために、ラケットの重さやしなりを効かせて打つ必要があります。
そのため重心の位置はフレームの先端寄りになっています。
しなりを効かせて打つため、ラケットの長さも前衛ラケットよりも長いです。
前衛ラケットと後衛ラケットの違い
前衛ラケットと後衛ラケットの違いは、重心の位置とラケットの長さにあります。
前衛ラケットは重心がグリップ寄りにありますが、後衛ラケットはフレームの先端寄りになっています。
また、ラケットの長さは前衛ラケットの方が短く、後衛ラケットの方が長いです。
こういった違いがあるのは、ポジションによって役割に違いがあるからです。
前衛ラケットには操作性の良さが求められますが、後衛ラケットには強いボールを打つためのパワーが求められます。
まとめ
ソフトテニスではポジションによって求められる機能が違います。
そのため前衛ラケットと後衛ラケットでは、重心の位置とラケットの長さが違っています。