「グラタン」と「ラザニア」の違いとは?分かりやすく解釈

「グラタン」と「ラザニア」の違いとは?違い

この記事では、「グラタン」「ラザニア」の違いを分かりやすく説明します。

グラタンとは?

グラタンとは、ホワイトソースに肉や魚、パスタなどを加えてオーブンで焼いた料理のことをいいます。

フランス語の「 gratin」を日本語にした言葉で、フランスの郷土料理が元になっています。

フランス語だと鍋のおこげのことを指しており、焼いて焦げ目をつけた料理全般を指します。

ホワイトソースとマカロニを使ったマカロニグラタンがよく知られています。

ジャガイモを使ったポテトグラタンや海老を使った海老グラタン等もあります。

ご飯にホワイトソースを合わせたものはグラタンではなく、ドリアと呼んで区別しています。


ラザニアとは?

ラザニアとは、四角いシートの形をしたパスタのことをいいます。

また、パスタのラザニアとホワイトソース、ミートソースを層にしてチーズをかけてオーブンで焼いた料理のことをラザニアと呼ぶこともあります。

本来はラザニア・アル・フォルノ(lasagna al forno)という料理です。

イタリア発祥の料理で、イタリア語でではオーブンで焼いたラザニアという意味になります。


グラタンとラザニアの違い

グラタンもラザニアもホワイトソースを使い、オーブンで焼いた料理であることは共通しています。

グラタンにはマカロニを使うことが多いですが、パスタを使わらないポテトグラタンやチキングラタン等もあります。

ラザニアには、四角いシート状のパスタが必ず使われています。

このパスタがラザニアという名前なので、それを使った料理もラザニアと呼んでいるのです。

それからグラタンはフランス発祥の料理ですが、ラザニアはイタリア発祥の料理です。

まとめ

グラタンとラザニアでは、使用する材料に違いがあります。

マカロニを使うことが多いのがグラタンで、四角いシート状のパスタを使うのがラザニアです。

ラザニアはホワイトソースとミートソースを使いますが、グラタンはホワイトソースのみを使うことが多いです。

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