「アフリカ」と「南アフリカ」の違いとは?分かりやすく解釈

「アフリカ」と「南アフリカ」の違いとは?違い

混同しやすいアフリカ南部と南アフリカ?この記事では、「アフリカ」「南アフリカ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アフリカ」とは?

世界の五大大陸の1つとしてアフリカ大陸、またはアフリカ大陸に属する地域、国の総称だと言っていいでしょう。

国連の地域区分としては5つに、地理的区分としてはサハラ砂漠を境界線に2つに区分されています。

国数でいえば56カ国がアフリカに該当します。


「南アフリカ」とは?

南アフリカは主に「南アフリカ共和国」を指すと言ってかまいません。

混同されやすいのが南部アフリカとの関係です。

北アフリカ、西アフリカ、東アフリカと国連の地域区分があるため、アフリカの南部地域を南アフリカと思いがちですが、それは正しくありません。

「中央アフリカ」「中央アフリカ共和国」の関係と同一だと言っていいでしょう。


「アフリカ」と「南アフリカ」の違い

「アフリカ」「南アフリカ」の違いを、分かりやすく解説します。

「アフリカ」はアフリカ大陸及び周辺のマダガスカル諸島などの島を含む総称だと言っていいでしょう。

一方の「南アフリカ」は南アフリカ共和国の通称及び略称になります。

前者は広義的な意味合いで使われることがほとんどです。

後者の場合は狭義的で完全に特定の国を指しています。

また東西南北のアフリカ4地域の区分のうち南だけが“○部”とはつきません。

アフリカ南部地域を指す場合には「南部アフリカ」と表現され、国連の分類では5カ国が該当。

「南部アフリカ開発共同体」に加盟している国の場合は14カ国中10カ国を南部アフリカ地域の国として数えるのが一般的です。

まとめ

「アフリカ」はアフリカ大陸及びその周辺の島々を指すことが一般的だと言っていいでしょう。

「アフリカ」の総称のなかに5つの地域区分と56の国が存在しています。

「南アフリカ」は南アフリカ共和国だけを指す通称として使われると言っていいでしょう。

地域としての区分で使われる場合には「南部アフリカ」と呼称し、明確に区分しなくてはいけません。

前者が広義的で大陸、地域、国の総称であるのに対して、後者は狭義的で特定の国家の通称となります。

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