あちこちを歩くことを表す言葉には「歩き回る」や「彷徨う」があります。
この記事では、「歩き回る」と「彷徨う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歩き回る」とは?
「歩き回る」とはあちこちを歩くことを表す言葉であり、こちらは目的がある場合とぶらぶらする場合の両方に使うことが可能です。
「歩き回る」はちょっとした散歩からウィンドウショッピングであちこちを巡る時など様々な場面で使われています。
「歩き回る」の類義語には「出歩く」がありますが、こちらはあてもなくぶらぶらする時に使います。
「彷徨う」とは?
「彷徨う」は「さまよう」と読む言葉であり、目的を持たずに歩くことを表す言葉です。
「さまよう」はこれ以外にもうろつくことやあてもなく散歩する時にも使われており、どちらも目的を持たない散歩を表すのが特徴です。
この言葉に使われている「彷」や「徨」はどちらもあてもなく歩くことを表す漢字であり、これ以外にはあまり使いません。
「彷徨う」の類義語には「さすらう」がありますが、こちらは当てなく旅することを表す時にも使うことが可能です。
「歩き回る」と「彷徨う」の違い
この2つはどちらも目的を持たずに歩くことやあちこちを散歩することを表す言葉です。
「歩き回る」はちょっとした目的を持って歩く時にも使うことが可能です。
「歩き回る」の例文
・『一日で中華街を歩き回るのは疲れてしまうので、ある程度行くお店は決めておきましょう』
・『公園を歩き回ると綺麗な花が咲いていたので、スマホアプリで名前を調べました』
「彷徨う」の例文
・『その村には彷徨うゾンビが溢れており、これを討伐するために特殊部隊が派遣されました』
・『目的もなく彷徨うその旅人は行く先々で色々なトラブルに巻き込まれました』
まとめ
「歩き回る」や「彷徨う」は基本的に目的を持たずに歩くことやあてもなく散歩することを表す時に使います。
「彷徨う」は道に迷って歩き続けることを表す時にも使います。
