この記事では、「便利屋」と「万屋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「便利屋」とは?
「便利屋」とは、様々な雑事の代行を行うサービス事業者のことをいます。
例えば、掃除や料理といった家事の代行を行っているところもありますし、犬の散歩や害虫の駆除、植木の剪定、家具の移動、ハウスクリーニング、住宅の外壁塗装などを行っているところもあり業務内容は多岐にわたります。
また、家出した人を探したり遺品の整理を行ったりすることもあります。
雪国などでは雪下ろしや雪かき等を行ったりもします。
それから「便利屋」は、どんな用事でも引き受けてくれる人を指す場合もあります。
また、「便利屋」を「何でも屋」や「万屋」と呼んだりもします。
「万屋」とは?
「万屋」とは、生活に必要な色々な品物を売っている店のことをいいます。
「万屋」と書いて「よろずや」と読みます。
食料品から生活雑貨まで幅広く扱う小規模な店を指すことが多いですが、最近ではスーパーマーケットやホームセンター等が主流となっており「万屋」ということはほとんどありません。
雑貨店のことを「万屋」といったりはします。
また、「便利屋」を「万屋」と呼ぶこともあります。
それから様々な学問や話芸に通じる人を比喩的に「万屋」と表現したりもします。
「便利屋」と「万屋」の違い
便利屋や家事の代行など様々な雑事を引き受ける業者で、万屋は生活に必要な様々な物を販売しているお店です。
ただし、便利屋のことを万屋と呼ぶこともあり、その場合には同じものを指しています。
「便利屋」の例文
・『家具を移動したいけれど1人では無理なので便利屋に依頼しようと思う』
・『彼は何でも気軽に引き受けてくれるので、便利屋のような存在だ』
「万屋」の例文
・『コンビニは現代の万屋だと思う』
・『万屋に売っているかもしれない』
まとめ
便利屋は様々な雑事を代行する業者で、万屋は生活に必要な様々な物を売っているお店です。
ただし、便利屋のことを万屋と呼ぶこともあり、その場合には意味は同じになります。