この記事では、「アカデミー」と「スクール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アカデミー」とは?
「アカデミー」とは、主に「高等教育機関、科学や芸術などの専門教育機関」、「科学や芸術の専門家団体としての協会や研究所、学会」という意味を表す外来語です。
また、狭義では「科学や芸術などの振興を目的として、政府によって設立、運営、庇護されている国家的機関」という意味も指します。
「アカデミー」は(学術や文芸、美術の)「協会」や「学会」、「専門学校」などの意味を含める英語“academy”に由来しています。
「アカデミー」の使い方
「アカデミー」は「国立アカデミー」や「科学アカデミー」など機関の名称などに使われています。
「スクール」とは?
「スクール」とは、「学校」や「学派」、「流派」という意味を表す外来語です。
日本においては、法律上で「学校」の名称を冠することができない無認可校が名称に「スクール」を用いるケースもあるようです。
「スクール」は「学校」や「就学」、「授業」、「教習所」、「練習所」などの意味を含める英語“school”に由来しています。
「スクール」の使い方
「スクール」は「英会話スクール」や「ビジネススクール」など教育施設の名称などに使われています。
「アカデミー」と「スクール」の違い
「アカデミー」は主に「高等教育機関」や「専門教育機関」、「協会や学会など専門家の団体」という意味で用いられている外来語です。
対して、「スクール」は主に「学校」という意味で用いられている外来語になります。
「アカデミー」の例文
・『彼は優秀な成績が目に留まり、国立アカデミーへの推薦を受けた』
・『科学アカデミーにより発表された論文が議論を巻き起こしている』
「スクール」の例文
・『今月からビジネス英会話スクールに通っている』
・『スイミングスクールに通わせているので、私の子供は水泳が大の得意だ』
まとめ
「アカデミー」は主に「高等教育機関」や「専門教育機関」など、そして、「スクール」は主に「学校」という意味を表す外来語ということでした。