「残当」と「当たり前」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「残当」と「当たり前」の違いとは?違い

この記事では、「残当」「当たり前」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「残当」とは?

相手の言動から当然そのような結果になると思うことを「残当」【ざんとう】といいます。

若者が使うインターネットスラング用語であり、相手の行動からすれば当然悪い結果になると思うとき、そうなるだろうと思う気持ちを伝えるわけです。

言葉の由来は掲示板の2ちゃんねるで、妥当であると思った人がフェイクニュースで言い放った言葉でした。


「当たり前」とは?

考える余地もなく、そうなると分かりきっている状況で使うのが「当たり前」【あたりまえ】です。

もうやる前からどのような結果になるか予想できるというのに、あえて実行した人の愚かさに呆れてしまう気持ちが込められています。

元々は当然を当前に変えて、そこから訓読みになった言葉です。

使い方としては、何も調べず取り掛かれば失敗するのは「当たり前」と愚かな判断したか伝えます。


「残当」と「当たり前」の違い

ここでは「残当」「当たり前」の違いを、分かりやすく解説します。

書き込みを読んだとき、相手の行動ではそうなって当たり前と感じた人が突っ込む意味で使うので「残当」です。

フェイクニュースという2ちゃんねるで使われている言葉であり、嘘をつけば周囲から嫌われ、おかしな事を言えば馬鹿にされるのは当然という意味で使われています。

もう一方の「当たり前」は、状況を確かめずに実行すれば当然失敗するという意味で使う言葉です。

「残当」の例文

・『婚約しているのに浮気すれば彼女に振られるのは残当だ』
・『卑怯なやり方で敵を倒しても尊敬されないのは残当だ』

「当たり前」の例文

・『賞味期限を見ずに食べればお腹が痛くなるのは当たり前だ』
・『丁寧に使わなければ電化製品が早くに壊れるのは当たり前だ』

まとめ

「当」を使った言葉ではありますが、「残」「当たり」に違いがあります。

そこら辺に目を向けて、何がどうなったかうまく伝えて、相手に突っ込みを入れてみるといいでしょう。

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