「定期テスト」と「実力テスト」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「定期テスト」と「実力テスト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「定期テスト」とは?
「定期テスト」とは、定期的に行われるテストを意味します。
主に3学期制の場合、1学期には中間テストと期末テスト。
2学期にも中間テストと期末テスト。
3学期には期末テストのみが行われ、年に5回の「定期テスト」が行われています。
その期間内に学習した内容に絞った問題が提出され、生徒の理解度を計るものとなります。
そして、そのテストの結果に応じて成績をつけるといった流れになります。
テスト対策としては、学習した範囲の学習内容をしっかりと身に着けておくことが大切です。
「定期テスト」の場合、学習した以外から問題が出されることは少なく、真面目に勉強することで高得点を狙うことも可能なテストになります。
そして、この「定期テスト」の結果が成績に反映されるものとなります。
「実力テスト」とは?
「実力テスト」とは、生徒の実力を計るために行うテストになります。
生徒が現在、どの程度の実力を持っているのか。
どの程度の高校や大学に合格することができるのか。
などを計るテストで、「実力テスト」が行われる回数や時期は決められていません。
また、範囲も特に決まっていない場合がほとんどで、今まで学習した内容すべてといった範囲になります。
この「実力テスト」の場合、あくまでも生徒の実力を計るものとなるため、成績の対象とはなりません。
「定期テスト」と「実力テスト」の違い
「定期テスト」と「実力テスト」には、目的とする内容に大きな違いがあります。
「定期テスト」は、学習した範囲の内容をどれだけ理解しているかを計るテストとなり、そのテスト範囲は明確に発表されるものとなります。
そして、その「定期テスト」を参考に成績が付けられる流れになります。
一方、「実力テスト」は、生徒の実力を計るテストになります。
そのため、明確なテスト範囲の発表などはなく、この「実力テスト」をもとに、どの高校や大学が適しているかを見極めることになります。
まとめ
以上のように、異なった目的を持つ2つのテストになります。