この記事では、フィギュアスケートの「ショートプログラム」と「フリープログラム」の違いを分かりやすく説明します。
ショートプログラムとは?
フィギュアスケートはショートプログラムとフリープログラムの総合得点で競う競技で、最初に行われるのがショートプログラムです。
演技時間は2分40秒で、±10秒の幅が認められています。
ショートプログラムには、必要な要素が規定されています。
アクセルジャンプやコンビネーションジャンプ、フライングスピン、スピンコンビネーション、ステップシークエンス等が挙げられます。
フリープログラムとは?
フリープログラムとはショートプログラムの後に行うもので、正式にはフリースケーティングといいます。
演技時間は4分で、ショートプログラムと同様に±10秒の幅が認められています。
ジャンプ要素はアクセルジャンプを含めて7つまでとされ、スピンコンビネーションやフライングスピン、単一の姿勢でのスピン、ステップシークエンス等を盛り込む必要があります。
ショートプログラムとフリープログラムの違い
ショートプログラムは決められた時間の中にに規定の要素を盛り込むプログラムで、ジャンプの種類や回転数が細かく決められています。
それに対してフリープログラムは、コンビネーションジャンプの数など色々な決まりはあるものの技を組み合わせて自由に演技をするプログラムになります。
演技時間が長いのはフリープログラムの方で、その分高い表現力が求められます。
ショートプログラムの順位によっては、フリープログラムに進めないこともあります。
また、アイスダンスの場合には、ショートダンスとフリーダンスという言い方をします。
まとめ
フィギュアスケートのショートプログラムとフリープログラムの違いは、演技時間にあります。
ショートプログラムの方が演技時間は短く、フリープログラムの方が演技時間が長く自由に滑ることができます。