「面談」と「懇談」の違いとは?分かりやすく解釈

「面談」と「懇談」の違いとは?違い

この記事では、「面談」「懇談」の違いを分かりやすく説明していきます。

「面談(めんだん)」とは?

「面談」とは、「お互いに直接会って、話をすること」を意味する言葉です。


「面談」の使い方

「面談」は名詞としてや、動詞として使われています。


「懇談(こんだん)」とは?

「懇談」とは、「お互いに打ち解けて、親しく話し合うこと」「じっくりと親しく話し合うこと」を意味する言葉です。

「懇談」の使い方

「懇談」は名詞としてや、動詞として使われています。

「面談」と「懇談」の違い

「直接会って話し合うこと」を意味するのが「面談」「打ち解けて、親しく話し合うこと」を意味するのが「懇談」です。

「面」という漢字には「おもて」「人の顔」のほか、「向き合う」「顔を合わせる」という意味が含まれています。

一方、「懇」という漢字には「真心をつくす」「心を込めてする」のほか、「打ち解ける」「親しくする」という意味が含まれています。

最後に「談」「話」「話す」「話し合い」という意味が含まれる漢字です。

「面談」の例文

・『就職活動に際し、アドバイスを請うためにキャリア支援センターのスタッフと面談をした』
・『医師との定期面談の結果、症状は回復傾向にあるとの診断をもらった』
・『個人面談をした際に、先生から大学への進学を勧められた』

「懇談」の例文

・『お互いの理解を深めるためには腹を割って、懇談する必要がある』
・『上司はチームの結束を高めようと、スタッフ同士が懇談できる機会をなるべく多く設けようと取り計らった』
・『懇談した結果、私たちはお互い、相手へ勝手なイメージを抱き誤解し合っていたようだ』

まとめ

「面談」「懇談」はどちらも主に「話し合うこと」を意味する言葉でしたが、「お互い直接会って話し合う」か、「お互い打ち解けて、親しく話し合う」かという点に違いがありました。

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