「波瀾万丈」と「波瀾曲折」の違いとは?分かりやすく解釈

「波瀾万丈」と「波瀾曲折」の違いとは?違い

この記事では、「波瀾万丈」【はらんばんじょう】と「波瀾曲折」【はらんきょくせつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「波瀾万丈」とは?

人よりも起伏が激しい人生を歩んだと伝える言葉が「波瀾万丈」【はらんばんじょう】です。

穏やかな生活を送る一般的な人生ではなく、事件や事故に巻き込まれたり、試験に落ちた、恋人に騙されてお金を失ったなど幾度となく通常では経験しないことを体験した人生を指します。

「人よりも波瀾万丈な生き方をした」というように、人生において辛さや苦しみを中心に何度も味わった過去を振り返るのです。


「波瀾曲折」とは?

様々な問題が降りかかり、困難な状況に追い込まれて大変と感じる込み入った状況を示すのが「波瀾曲折」【はらんきょくせつ】といいます。

色々な難題が圧し掛かり、どうやっても振り切れず大変な思いしたといった過去を振り返るとき使われている言葉です。

このような意味から、物事を進めるとき面倒な状況になってしまう波乱な自分の人生と重ね合わせます。


「波瀾万丈」と「波瀾曲折」の違い

「波瀾万丈」「波瀾曲折」の違いを、分かりやすく解説します。

いく度となく困難な現実にぶつかり、大変な思いして何とか生き抜いてきた人生を「波瀾万丈」といいます。

変化に飛んだ物事が何度も襲い掛かったが、その都度なんとか自分の力で乗り越えてきたといった状況を表すのです。

もう一方の「波瀾曲折」は物事が順調に進まず、面倒な状況に変わる困った人生を送ったことを表します。

「波瀾万丈」の例文

・『姉の波瀾万丈な人生は、妹から見ても気の毒なほど大変だと感じる』
・『波瀾万丈な人生は彼女を成長させ、精神的に屈しない女社長にした』

「波瀾曲折」の例文

・『今年のサッカー大会は波瀾曲折の試合ばかりでおおいに興奮した』
・『美しい皇女が波瀾曲折の人生を送り、最後は幸せになる映画が好きだ』

まとめ

とても似ている意味を持つ言葉をご紹介しましたが、使い方や意味に違いがありますので、どのような場面で使えばいいかを考えてみるといいでしょう。

違い
違い比較辞典