「レーズン」と「カレンズ」の違いとは?分かりやすく解釈

「レーズン」と「カレンズ」の違いとは?違い

この記事では、「レーズン」「カレンズ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「レーズン」とは?

「レーズン」とは天日や熱風によって乾燥させたブドウです。

パンやお菓子の材料として使われることも多いですが、そのままつまんで食べたりサラダや炒めものの具材として使われるなど幅広い食べ方をされています。

ブドウを乾燥させたものであれば基本的に何でも「レーズン」に分類されるので、もととなるブドウの品種次第で見た目も味や香りも千差万別です。

日本ではサルタナという品種を使いカリフォルニアで作られているものが一般的に食べられています。


「カレンズ」とは?

「カレンズ」とはブラック・コリンズというブドウを乾燥させて作る「レーズン」です。

他の「レーズン」に使われるブドウの中でも特に粒が小さく、酸味が強い品種なので乾燥させ糖分が凝縮された状態でも十分酸味を味わえるのが特徴になります。

原料のブドウの主な生産地だったギリシャのコリントがブドウの名前とそれを干した「レーズン」の名前の由来です。

現在の「カレンズ」はギリシャを含む地中海周辺の国で作られています。


「レーズン」と「カレンズ」の違い

「レーズン」「カレンズ」の違いを、分かりやすく解説します。

ブドウを天日や熱風などによって乾燥させたドライフルーツが「レーズン」で、その中でもブラック・コリンズという品種のブドウを使ったものが「カレンズ」です。

「レーズン」は水分が飛ばされたことで凝縮した強い甘味が特徴ですが、「カレンズ」は酸味の強い品種を使っているので甘さだけでなく酸味も感じられます。

まとめ

干しブドウの総称が「レーズン」でその中でも小さく酸味の強いブドウを使って作られたものが「カレンズ」です。

甘酸っぱさの強い味は料理に使うには不向きかも知れませんが、ブドウの甘さだけでなく酸っぱさも味わえる利点はパンやお菓子の材料としては重宝されています。

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