この記事では、「砂糖」と「塩」の違いを分かりやすく説明します。
砂糖とは?
砂糖とは調味料の一種で、甘味があります。
主な原料にはサトウキビやテンサイ、サトウカエデ等が挙げられます。
その中でもサトウキビが70%を占めています。
日本では沖縄県や鹿児島県などでサトウキビが栽培されており、テンサイは北海道が主な産地になります。
和食でも基本となる調味料の一つで、煮物や照り焼きのタレなどにも使われます。
ケーキやクッキー、プリンなどお菓子にも欠かせません。
あんこやジャムにも砂糖は必要不可欠で、防腐剤としての役割もあります。
砂糖には色々な種類があり、上白糖やグラニュー糖、角砂糖、黒砂糖など様々です。
塩とは?
塩とは塩味をつけるための調味料で、塩化ナトリウムが主な主成分です。
昔は海水を乾燥させたり、岩塩を採掘して作られていました。
現在もそういった方法で作られている塩もありますが、その多くはイオン交換膜法という方法で作られています。
塩は食材に塩味を付ける意味でも欠かせない調味料ですが、食材を保存する目的でも使われています。
例えば塩漬けにした魚は、生の魚よりも保存がききます。
また、塩は人の体にとって非常に重要で、塩がないと生きていくことができません。
ただし、過剰に摂取すると心臓病などのリスクが高まるとされます。
砂糖と塩の違い
砂糖は甘味をつける調味料で、塩は塩味をつける調味料です。
どちらも白い色をしていますが、砂糖には黒い色をした黒砂糖もあります。
また、岩塩にはミネラルが含まれており、色が付いているものもあります。
ピンク色をしたものはピンクソルトと呼ばれたりもします。
それから砂糖は有機物ですが、塩は無機物です。
そのため砂糖は燃やすと焦げてしまいます。
塩には炭素が含まれていないので、熱しても焦げることはありません。
まとめ
砂糖は甘味をつける調味料で、塩は塩味をつける調味料になります。
砂糖は加熱し続けると焦げますが、塩は炭素が含まれていないので焦げません。