「丸い」と「円状」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「丸い」と「円状」の違いとは?違い

16世紀の天文学者であったガリレオが言ったとされる「それでも地球は丸い」という言葉が有名ですが、実際には彼以前に地球を一周した人もいたので、「地球が丸い」と主張したことが彼の投獄の原因ではないということは多くの人が知らないでしょう。

それでは、この「丸い」とはどういう意味でしょうか。

また、「円状」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「丸い」「円状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「丸い」とは?

「丸い」とは、いうまでもなく円盤状の形のことを表す言葉です。

前述のように、地球の形、野球やバスケットのボールも丸いと言いますが、卵に関しても多くの場合は「丸い」と言います。


「円状」とは?

「円状」とは、いうまでもなく円盤状の形のことを表す言葉です。

一般的にはあまり使われない言葉で、同じような意味の「円形」の方がはるかにポピュラーな言葉です。


「丸い」と「円状」の違い

「丸い」「円状」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、「丸い形」ということを表すという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「丸い」という定義の中には前述の「卵」のような正円でない形状や、「角が丸い」も含まれますが、「円状」と言えばほとんどは正円のことを表すということになります。

また、「円状」という言葉グラフ上の点の分布のような極めて限定されたシチュエーションでしか使われないが、「丸い」は毎日のように使われるという大きな違いもあります。

「丸い」の例文

・『ガリレオが主張したのは「地球は丸い」ということではありません』
・『丸いものはなんとなく柔らかいイメージがあります』

「円状」の例文

・『円状に分布した建物は教会を中心にしています』
・『円状に近い降水帯が近づいてきています』

まとめ

この記事では、「丸い」「円状」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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