この記事では、「ご指導」と「ご鞭撻」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ご指導」とは?
ご指導とは、ごしどうと読むのが正解な言葉です。
文字で書き記されたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、目的に向かい教え導くという意味を持っている指導の漢字の前に、尊敬語であるごの平仮名を付け足す事によって成立した言葉となっています。
だからこそご指導は、教えを乞うという意味を丁寧に表した言葉です。
「ご指導」の言葉の使い方
ご指導は、指導して頂く、という意味の言葉として使われています。
敬うべき相手から何らかの教えを受ける際に、敬意を込めてこのご指導という言葉を使用するのです。
特に良く見掛ける表現には、ご指導ご鞭撻という言葉があります。
「ご鞭撻」とは?
ご鞭撻は、ごべんたつと読むのが正しい読み方です。
文字で記されたこの言葉を目にすれば理解可能な事ですが、強く励ますとか戒め励ます等の意味の鞭撻の漢字に、敬意を込める際に使うごの文字を加える事により完成した言葉となっています。
以上の事からご鞭撻は、努力する様に励ましを受けるという意味を示すのです。
「ご鞭撻」の言葉の使い方
ご鞭撻は、厳しく励まされるといった意味の言葉として用いられているのです。
というのも最初にごの言葉が付けられている事で敬意を表する言葉であるため、尊敬する様な目上の相手から、強く励まされるといった意味合いの言葉となります。
「ご指導」と「ご鞭撻」の違い
ご指導とご鞭撻の文字表記を見比べれば、指導と鞭撻という漢字の違いがある事に気付けるものです。
所が最初の文字は共にごの平仮名であり、どちらも敬意を込めた言葉となっています。
ただしご指導は、教え導いて頂くという意味を表すのです。
一方のご鞭撻は、厳しく励まして頂く、といった意味を示します。
まとめ
2つの言葉は、共に敬意を込めた丁寧な言い回しであると共に、ご指導ご鞭撻と連ねて使用される事が多い言葉同士です。
お陰で意味が混同する事もあるので、それぞれの言葉の意味を理解する事が大事だったりします。
ちなみにご指導は、指導して頂くという意味の言葉として使われているのです。
対するご鞭撻は、努力する様に励まして頂くという意味に用いられます。