この記事では、「ポリッシャー」と「サンダー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ポリッシャー」とは?
「ポリッシャー」とは表面を磨くための道具です。
ポリッシャーのアタッチメントはスポンジやブラシでできており、電動による回転で車体などを研磨します。
車の金属部分やその上の塗装を磨くのではなく、更にその上から塗るワックスを落としたりこびりついた水垢などの汚れを落とすのに使われる道具です。
研磨力は似た機械と比べると弱いですがその分繊細な作業がしやすく塗装の仕上げにも使われます。
「サンダー」とは?
「サンダー」とは表面の研磨をするための道具です。
サンダーと言っても雷と関係があるわけではなく、サンドペーパーによるヤスリがけを電動で行うための機械なのでサンダーと呼ばれます。
紙ヤスリ状のアタッチメントを回転させて木材などの表面を滑らかにしたり、車の傷がついた部分をならしたりと削る目的で使われることもあれば、古い塗装やサビ落としのような磨いて綺麗にする目的で使われることもある道具です。
「ポリッシャー」と「サンダー」の違い
「ポリッシャー」と「サンダー」の違いを、分かりやすく解説します。
磨く部分がスポンジやブラシでできているのが「ポリッシャー」で、磨く部分がサンドペーパーのようなヤスリでできているのが「サンダー」です。
「ポリッシャー」は塗装の仕上げ作業としての磨き作業やワックス落としや汚れ落としに使われます。
それに対して「サンダー」は研磨としては塗装やサビを落とすのに使われ、木材や板金の表面を削って滑らかにする研削にも使われる道具です。
まとめ
「ポリッシャー」は塗装の上に塗られたワックスや汚れを落とすためのもので、「サンダー」は塗装そのものやサビを落とすために使われるものというのが違いです。
ポリッシャーで塗装やサビを落とそうとしても研磨力不足でうまくいきませんし、サンダーでワックスや汚れを落とそうとすれば塗装を削ってボロボロにしてしまうので、何ができるかをしっかりと把握した上で目的に合わせて使い分ける必要があります。