「虫あみ」と「魚あみ」の違いとは?分かりやすく解釈

「虫あみ」と「魚あみ」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「虫あみ」【むしあみ】と「魚あみ」【さかなあみ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「虫あみ」とは?

小さな虫を容易に捕まえられる網を「虫あみ」【むしあみ】といいます。

子供でも持ちやすいよう軽量なものが多く、容易に振り回して虫を捕らえられるように作られているものが一般的です。

また、小さな虫が網の間から飛び出さないよう網目はとても細かいものを選んでいるところが特徴的であり、蚊や蟻などかなり小さくても容易に抜け出せないように工夫されています。


「魚あみ」とは?

魚を入れて、海の中から引き上げるのに適している網を「魚あみ」【さかなあみ】といいます。

魚が網の中で大きく動いても容易には切れたりしない丈夫な素材と編み方で仕上げられているのが特徴的です。

網目は大きめで、中に入っている魚の顔や色、動きも容易に見れます。

水の中で素早く泳ぎ回る魚を狙って、しっかりすくうために丈夫な作りとなっている商品が大半であり、網目は粗くできているものが一般的です。

フレームにロープを固定できる穴が開いている網であれば、クレーンで吊り上げて魚を大量にすくい上げられます。


「虫あみ」と「魚あみ」の違い

「虫あみ」「魚あみ」の違いを、分かりやすく解説します。

持ち手が長く、網目がとても細かいのが「虫あみ」です。

子供でも持ちやすいよう軽くできているのも特徴的で、高い上空で飛ぶ虫を容易に捕まえられるよう棒は細長く、片手で持つときのことを考えて軽いといった点が「魚あみ」とは違います。

もう一方の「魚あみ」の棒はアルミ製で太く作られているので折れにくく、数多くの魚を一度にすくい上げられるという効率の良さが魅力です。

網と棒のつなぎ目もがっしりネジで固定されているため容易に外れません。

波の中でも使えるよう耐えられる素材を用いた構造を採用し、四角い形状は海底で泳ぐ魚を追い込むことも容易にできます。

まとめ

どちらも網を指す言葉ですが、網目や作り、用途に違いがありますので、自分なりにうまく見比べてみるといいでしょう。

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