この記事では、「虚心坦懐」と「誠心誠意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「虚心坦懐」とは?
「虚心坦懐」は「きょしんたんかい」と読みます。
意味は「先入観や偏見を持たない、まっさらで素直な心のこと」です。
最初から決め付けず、素直にとらえたり、感じたりする心を持つ様子を表します。
「虚心坦懐」の言葉の解説
「虚心坦懐」は「心の中を空っぽにして、穏やかな心持ちになる」という意味の四字熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
「虚心」は「先入観や偏見を持たないで、すなおなこと」「という意味、「坦懐」は「心が広くわだかまりがないこと」「ものごとにこだわらないこと」という意味、「虚心坦懐」で「先入観や偏見を持たないで、心が広くすなおなこと」になります。
ビジネスで「率直な気持ちで」として使われることの多い言葉です。
「誠心誠意」とは?
「誠心誠意」は「せいしんせいい」と読みます。
意味は「うそいつわりなく、真心をもって事に当たること」です。
相手のことを心から思いやり、正直な気持ちで接することを表します。
「誠心誠意」の言葉の解説
「誠心誠意」は「偽りのない心と、正直な気持ち」という意味の四字熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
「誠心」は「偽りのない心」「まごころ」という意味、「誠意」は「私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心」という意味、「誠心誠意」で、「偽りなく、私利私欲を持たず、正直に事に当たること」になります。
ビジネス「精一杯真心こめて」として使われることの多い言葉です。
「虚心坦懐」と「誠心誠意」の違い
「虚心坦懐」は「先入観や偏見を持たないで、心が広くすなおなこと」です。
「誠心誠意」は「偽りなく、私利私欲を持たず、正直に事に当たること」です。
まとめ
今回は「虚心坦懐」と「誠心誠意」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。