この記事では、「不老長寿」と「不老不死」の違いを分かりやすく説明していきます。
「不老長寿」とは?
不老長寿は、ふろうちょうじゅと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、老いる事がないという意味を持っている不老の漢字に、長生き等の意味を有する長寿の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ不老長寿は、いつまでも年を取らないで長生きする事を表すのです。
「不老長寿」の言葉の使い方
不老長寿は、老いる事なく長く生きるという意味で使われる言葉となっています。
つまりは全然年を取らずに若々しいまま、長く生き続けるという意味の言葉として、この不老長寿は使用されているのです。
「不老不死」とは?
不老不死は、ふろうふしと読むべき言葉となっています。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、いつまでも若いまま年を取らないといった意味の不老の文字に、いつまでも死なないという意味がある不死の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から不老不死は、いつまでも年を取らずに若いままで、死なない事を示します。
「不老不死」の言葉の使い方
不老不死は、年を取らず若い状態のまま死ぬ事もないという意味の言葉として用いられているのです。
老いという自然現象が起きないだけでなく、死も訪れないという人間の理想を意味する言葉として不老不死は使用されています。
「不老長寿」と「不老不死」の違い
不老長寿と不老不死の漢字表記を見比べれば、長寿と不死という違いがある事に気付けるものです。
所が最初の2文字は同じ不老であり、いつまで若く年を取らないという意味を持つ言葉同士となっています。
とはいえ不老長寿は、いつまでも若くて長生きという意味を表すのです。
一方の不老不死は、永久に若い上に死なない事を示します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字を見れば分かる様に、どちらもいつまでも年を取らない、という意味を所有しているのです。
ですが不老長寿は、永遠に年を取らない上に長生きである事を表現する際に使われる言葉となっています。
対する不老不死は、永遠に年を取らず死ぬ事もないという意味の言葉として用いられているのです。