この記事では、「初志貫徹」と「終始一貫」の違いを分かりやすく説明していきます。
「初志貫徹」とは?
「初志貫徹」は「しょしかんてつ」と読みます。
意味は「最初に持った思いや信念を、最後まで変えずに通すこと」です。
始めにそうしようと心に決めたことを、最後まで変えることなく目指して行動することを表します。
「初志貫徹」の言葉の解説
「初志貫徹」は「初めて持った志を最後まで貫き通すこと」を表す四字熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
「初志」は「最初に思い立った気持ちや抱いた信念」という意味、「貫徹」は「自分の主張や方針などを最後まで変えずに通すこと」という意味、「初志貫徹」で「最初に思い立った気持ちや抱いた信念を、最後まで変えずに通すこと」になります。
「終始一貫」とは?
「終始一貫」は「しゅしいっかん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとの状態が、始めから終わりまでずっと同じこと」という意味です。
2つ目は「人の態度や主張が、始めから終わりまで全く変わらないこと」という意味です。
「終始一貫」の言葉の解説
「終始一貫」は「初めから終わりまで、ひとつのことを貫く」という意味の四字熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
「終始」は「ものごとの始めと終わり」「始めから終わりまで全部」という意味、「一貫」は「一つの方針・方法・態度で、始めから終わりまでつらぬき通すこと」という意味、「終始一貫」で「初めから終わりまで全部、ひとつの方針・方法・態度で貫き通すこと」になります。
「初志貫徹」と「終始一貫」の違い
「初志貫徹」は「最初に思い立った気持ちや抱いた信念を、最後まで変えずに通すこと」です。
「終始一貫」は「初めから終わりまで全部、ひとつの方針・方法・態度で貫き通すこと」です。
まとめ
今回は「初志貫徹」と「終始一貫」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。