この記事では、「一粒万倍日」と「大安」の違いを分かりやすく説明していきます。
「一粒万倍日」とは?
何事をするにもよいとされている日です。
一粒の種をまけば万倍もの収穫を得られるという意味があります。
稲の種を一粒まくと、実ったときには一粒以上の収穫を得ることができます。
何倍にもなって返ってくるのです。
この日は、仕事をはじめる、種まきをするなどによいとされています。
他にも、宝くじの購入、結婚、寄付・募金、家や車の購入などにもよい日です。
宝くじ売り場では、この日になると、この言葉を掲げていることがあります。
ただし、借金をする、他人を攻撃する、失言をするなどは、問題が倍増するとして避けるべきとされています。
この日は二十四節季と干支によって決められています。
インターネットで検索をすると、いつがこの日にあたるのかわかります。
「大安」とは?
暦注の六曜の一つです。
六曜には、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口があります。
これは順番で回ってくるもので、この順で繰り返します。
カレンダーによっては、六曜が記載されています。
すべてのカレンダーに記載されているわけではありません。
何をするのにもよい日とされており、この日を選んで結婚をする人は少なくありません。
その他に、宝くじの購入、七五三、引越し、車や家の購入などにもよい日とされています。
六曜の中で、あまりよくない日とされているのが仏滅です。
この日にはお祝い事はやらない方がよいといわれています。
しかし、これは迷信であるといわれており、気にする人がいる一方、気にしない人もいます。
「一粒万倍日」と「大安」の違い
「一粒万倍日」と「大安」の違いを、分かりやすく解説します。
何かをするのによい日であることが同じです。
違いはこの日の決め方です。
前者は二十四節季と干支によって決めます。
後者は六曜の一つで、順に巡ってきます。
まとめ
何かをするのによい日である点が同じですが、どのように決めるのかが違います。