「思った」と「感じた」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「思った」と「感じた」の違いとは?違い

この記事では、「思った」「感じた」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思った」とは?

「思った」「思う」の過去形です。

「思った」は、ある物事について考えを持つ、考えること。

例えば、「そう思った」のように判断すること、信じること。

「今、はじめようと思った」のように決心すること、決意すること。

「変だと思った」のように怪しむこと、疑うこと。

加えて、「夢にも思わなかった」のように予想することや想像すること。

思い出すこと。

「思った通りにならない」のように、願うこと、心配すること。

「故郷のことを思った」のように、慕うこと、愛すること、などといった意味で用いられます。

つまり、「思った」は頭で考えたことを意味します。


「感じた」とは?

「感じた」「感じる」の過去形です。

「感じた」は、「痛みを感じた」のように感覚器官に受ける刺激により生じた反応。

「良い人だと感じた」のように物事を見聞きすること、人に接することで受ける気持ち。

「辛く感じた」のように刺激に対する反応。

「良い雰囲気に感じた」のようにその物事に特有の雰囲気といった意味があります。

つまり、「感じた」は自分自身の感情や感覚によっての判断を意味します。


「思った」と「感じた」の違い

「思った」「感じた」の違いを、分かりやすく解説します。

「思った」は頭で考えたこと。

「思った」は自分自身の感情や感覚によっての判断を意味します。

例えば、「彼は私のことが好きだと思った」の場合は頭の中で彼が自分のことを論理的に好きだと判断したことを意味します。

そして、「彼は私のことが好きだと感じた」の場合は自分自身が受けた感情や感覚によって判断したことを意味します。

「思った」の例文

・『あの時、私は変だと思った』
・『思った通りにならず、いらいらする』

「感じた」の例文

・『今回の結果で才能の限界を感じた』
・『今回、感じた痛みは一生忘れません』

まとめ

「思った」「感じた」には以上のように、頭の中で考えた論理的になのか、感覚的なのか、といった違いがあります。

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