この記事では、「総合病院」と「一般病院」の違いを分かりやすく説明していきます。
「総合病院」とは?
総合病院は、そうごうびょういんと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、様々なものを1つに合わせる等の意味を持っている総合の漢字に、病気や怪我の治療を行う場所といった意味を有する病院の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
故に総合病院は、複数の診療科を持ちつつ、入院用のベッドを100以上備えている病院を表すのです。
「総合病院」の言葉の使い方
総合病院は、複数の診療科を備え、臨床検査の設備を持ちつつ、病床数が100以上ある病院に対して使われる言葉となっています。
かなり平たく言えば、規模が大きく設備が整った病院に対して使用する言葉です。
「一般病院」とは?
一般病院は、いっぱんびょういんと読むべき言葉となっています。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、広く認められて成り立っている事といった意味の一般の漢字に、医師が治療を行う施設等の意味がある病院の漢字を加える事で誕生した言葉です。
以上の事から一般病院は、病床数が20以上の医療施設を示します。
「一般病院」の言葉の使い方
一般病院は、入院患者用のベッドが20以上ある医療施設を意味する言葉として用いられているのです。
より具体的には、病床数が20以上で規模がそれ程大きくない医療施設に対して、この一般病院の言葉が利用されています。
「総合病院」と「一般病院」の違い
総合病院と一般病院の漢字表記を比べてみると、総合と一般という漢字の違いがある事を発見可能です。
所が後に続く病院の漢字は同じであり、共に医療施設を表現する言葉となっています。
とはいえ総合病院は、複数の診療科があり病床数が100以上という規模が大きな医療施設を表すのです。
一方の一般病院は、病床数が20以上あるものの、総合病院程に規模が大きくない医療施設を示します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字がある通り、共に医療施設を指し示す言葉同士です。
ただし総合病院は、複数の診療科や臨床検査施設を備えつつ、入院患者用のベッドが100以上ある様な規模が大きな医療施設に対して使う言葉となっています。
対する一般病院は、入院患者用のベッドが20以上で診療所よりも規模が大きいものの、総合病院程に巨大ではない医療施設を示す際に用いる言葉です。