この記事では、「フェタチーズ」と「ゴートチーズ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェタチーズ」とは?
フェタチーズとは、羊乳か羊乳と山羊乳の混合乳から作られるフレッシュチーズのことをいいます。
羊乳と山羊乳を原料とする場合には、山羊乳の割合は30%以下と定められています。
ギリシアが原産で、ギリシア料理には欠かせないチーズです。
食塩水の中で熟成させるため、強い塩味があります。
白い色をしており塊状になっていますが、もろくて崩れるような食感です。
サラダやパイなどの料理に用いられます。
「ゴートチーズ」とは?
ゴートチーズとは、山羊乳から作られるチーズのことをいいます。
フランスではシェーブルチーズ、ノルウェーではイェトスト、イタリアではカプリーノと呼んでいます。
ゴートチーズの歴史は古く、何千年も前から食べられてきました。
日本ではチーズというと牛乳から作るイメージがありますが、山羊乳から作られるゴートチーズの方が馴染みのある国も多いです。
パンやクラッカーにつけてそのまま食べることもありますし、加熱する料理に使われることもあります。
「フェタチーズ」と「ゴートチーズ」の違い
フェタチーズとゴートチーズの違いは、原料となる乳の種類にあります。
羊乳から作られるのがフェタチーズで、山羊乳から作られるのがゴートチーズです。
フェタチーズには羊乳に山羊乳を混ぜて使う場合もありますが、山羊乳の割合は30%以下になっています。
また、フェタチーズはギリシアで伝統的な手法に則って作られたものしかフェタチーズと名乗ることはできません。
ゴートチーズにはそういった決まりはありませんが、地域によって呼び名は異なります。
まとめ
フェタチーズとゴートチーズの違いは、原料の乳の種類にあります。
羊乳から作られるのがフェタチーズで、山羊乳から作られるのがゴートチーズです。
フェタチーズには、羊乳と山羊乳から作られているものもあります。