「諾否」と「可否」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「諾否」と「可否」の違いとは?違い

この記事では、「諾否」「可否」の違いを分かりやすく説明していきます。

「諾否」とは?

「諾否」「だくひ」と読みます。

「諾」「承諾」「快諾」「応諾」などといった言葉に使用される漢字で意味は、はいと答える、ひきうける、です。

また「否」「否決」「拒否」「安否」などといった言葉に使用される漢字で意味は、同意しない、そうではない、しからず、です。

この2つの漢字が組み合わさりできた「諾否」には、引き受けることと、断ること。

承諾するかしないかということ。

といった意味があります。

つまり、相手から何らかの要望や提案があった際にその件に関し検討し承諾するか、しないか、といったことを意味します 2. 「可否」とは? 「可否」「かひ」と読みます。

「可」「許可」「可決」「可能」などに使用される漢字で意味は、よいと許す、するべきである、です。

また「否」「否決」「拒否」「安否」などといった言葉に使用される漢字で意味は、同意しない、そうではない、しからず、です。

この2つの漢字が組み合わさりできた「可否」には、よいかよくないか。

事の良し悪し。

賛成と不賛成。

可決と否決。

といった意味があります。

つまり、何か協議を行う際に、その内容の賛否を問うことが「可否」になります。


「諾否」と「可否」の違い

「諾否」「可否」の違いを、分かりやすく解説します。

同じ賛成か反対かを意味する言葉でも、その内容に違いがある「諾否」「可否」

「諾否」は相手から何らかの要望や提案があった際にその件に関し検討し承諾するか、しないか。

「可否」は何か協議を行う際に、その内容の賛否を問うことを意味する言葉になります。


「諾否」の例文

・『上司からの諾否をいまだに聞くことができず動き始めることができない』
・『諾否がわかるまで待機するように言われました』

「可否」の例文

・『今回の問題は、そう簡単に可否で決めることはできない』
・『新規開拓についての可否を話し合いで決めたいと思う』

まとめ

「諾否」「可否」は、以上のような違いに注意し使い分ける必要があります。

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