テレビなどの懸賞の応募要項をみると何月何日までにハガキなどが着かなければいけないというものがあります。
そのような時に使われるのが「必着」という言葉です。
それでは、この「必着」とはどういう意味でしょうか。
また、「指定」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「必着」と「指定」の違いを分かりやすく説明していきます。
「必着」とは?
「必着」とは、使われている文字を見れば分かるように、「必ず着く」という意味の言葉で、最も多く使われるのが、応募ハガキは何月何日当社「必着」のような文章です。
「指定」とは?
「指定」とは、文字通り何かを「指して決める」という意味であり、通常は選択肢がいくつかある中で特定のものをあらかじめ決めておくことをいいます。
「必着」と「指定」の違い
「必着」と「指定」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、郵便物や荷物などを送る時に届く時期を決めるというような意味で使われますが、違いはなんでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「必着」で決めるのは最も遅い日付と時間で、「指定」で決めるのは特定の日付と時間ということになります。
別の言い方をすれば、「必着」はその時間より前に到着しても良いが「指定」はその時間でなければいけないと言う事もできます。
例えば7月22日13:00-15:00「指定」の場合はそれより早く届けてはいけないということです。
「必着」の例文
・『このプレゼントへのご応募は7月22日「必着」です』
・『「必着」とは遅れてはいけない時に使われる到着指定方法です』
「指定」の例文
・『日付と時間を「指定」して送付しました』
・『この学校では髪型に関して多くの「指定」があります』
まとめ
この記事では、「必着」と「指定」の違いを、解説してきました。
ここで述べたのは、何かを送る時の到着時間の指定のしかたに関するものです。
「指定」という言葉はそれ以外にも「指定席」のように様々な場面で使用できる便利な言葉です。