「箸休め」と「骨休め」とは、何を休めることを意味するのでしょうか。
この記事では、「箸休め」と「骨休め」の違いを分かりやすく説明していきます。
「箸休め」とは?
箸を休めると書いて、「箸休め」。
箸を休めるとは、食事の途中で口の中をさっぱりさせるためや気分を変えるために食べる、料理や食べ物を意味します。
一旦、箸を休め口の中をさっぱりさせ、次の料理に備える行為が「箸休め」となります。
「箸休め」の使い方
「箸休め」は、「箸休めが必要」や「箸休めの料理」、「箸休め的な話」などといった形で用います。
「骨休め」とは?
骨を休めると書いて、「骨休め」。
この骨は体のことを意味し、疲れた体を休め癒すことを意味します。
簡単に言えば、休憩することが「骨休め」です。
自分の体をいたわり休めることを「骨休め」と言います。
「骨休め」の使い方
「骨休め」は、「骨休めをする」や「骨休めしたい」、「骨休めを兼ねて」などといった形で用います。
「箸休め」と「骨休め」の違い
「箸休め」は、お口直し。
「骨休め」は休息すること。
と全く異なった意味を持つ言葉となります。
「箸休め」は食事の途中で口の中をさっぱりさせるためや気分を変えるために食べる、料理や食べ物を意味し、「骨休め」は疲れた体を休め癒すことを意味します。
このように休めるものが口の中なのか、体なのか、といった違いがあります。
「箸休め」の例文
・『この料理は、箸休めにピッタリです』
・『箸休め料理は、日本における良い文化だと思います』
・『少し話が長くなったので、箸休め的な話をしたいと思います』
・『代表的な箸休めには、どのようなものがあるのか考える』
「骨休め」の例文
・『骨休めを兼ねて温泉旅行に出かけました』
・『仕事もひと段落したので骨休めをしたいと思います』
・『仕事の効率アップには十分な骨休めも必要です』
・『ちょうど、骨休めをしたいと思っていたところです』
まとめ
以上のように明確な違いがあるため、決して使い間違えてはいけない言葉となります。