「桃源郷」と「天国」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「桃源郷」と「天国」の違いとは?違い

中国の古い話の中に出てくる理想の楽園といえば「桃源郷」と呼ばれている場所のことで、そこはユートピアだと言われています。

それでは、この「桃源郷」とはどういう意味でしょうか。

また、「天国」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「桃源郷」「天国」の違いを分かりやすく説明していきます。

「桃源郷」とは?

「桃源郷」とは、「とうげんきょう」と読み、人々が悩みもなくみんな幸せに暮らす理想の場所のことを表す言葉で、「ユートピア」とも呼ばれています。

「桃源郷」という名前は、そのユートピアには「桃の花」が咲き乱れているということからきています。


「天国」とは?

「天国」とは、「てんごく」と読み、一般的には良い行いをした人間が亡くなった後に行くところと言われているものです。

また、神様がいて、みんなが幸せに暮らしている天上の世界だと認識されています。

多くの宗教が「天国」やそれに似たものを想定していて、そのために徳を積む理由にしています。


「桃源郷」と「天国」の違い

「桃源郷」「天国」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つは、理想の世界のことを示す言葉であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。

この2つの違いを最も簡単に説明するなら、現実の生活からそうにかすれば行くことができるのが「桃源郷」であり、神様以外には、亡くならないと行くことができないのが「天国」ということになります。

「桃源郷」の例文

・『まるで桃源郷のようなもてなしぶりです』
・『桃源郷には一般の人が行くことができるのでしょうか』

「天国」の例文

・『天国にいるような楽しい日々でした』
・『こんなに良いことが重なるなんて天国です』

まとめ

この記事では、「桃源郷」「天国」の違いを、解説してきました。

序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。

この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。

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