「破線」と「点線」の違いとは?分かりやすく解釈

「破線」と「点線」の違いとは?違い

実線以外の線として「破線」「点線」があります。

この二つの線は具体的にどこがどのように違うのでしょうか。

今回は、「破線」「点線」の違いを解説します。

「破線」とは?

「破線」とは、「一定間隔で隙間がある線」を指す言葉です。


「破線」の使い方

ひとつながりでまっすぐ引かれた線に一定間隔で隙間が付けられたものを指します。

別の表現だと短い線を一定間隔で並べ長い線として表現したものが「破線」です。

我々の周囲にある身近な実例としては切り取り線として切手などに付けられているミシン目が「破線」に当たります。


「点線」とは?

「点線」とは、「小さな丸や四角など点の集合体で表される線」を指す言葉です。

「点線」の使い方

小さな点を一定間隔で並べて線を表現したもので通常の直線のように定規にペンを当てて一気に引くような引き方は出来ずペンで点を打つ作業を繰り返すことで書き上げられます。

一定間隔で並べられていることで見る人は点線だと認識しますが実態は点の集合体にすぎません。

点の大きさや打つ間隔などに決まりはありませんがあまりにも間隔が広すぎると見る人が連続している線だと認識できないのである程度点の距離を近づけて書く必要があります。

「破線」と「点線」の違い

短い直線が集まって線を形成しているのが「破線」、点が集まって線を形成しているのが「点線」という違いで区別されます。

どちらもまっすぐに続く実線の間隔をあけたものですが書かれている部分の形状と長さが大きな違いです。

「破線」の例文

・『破線で囲んで強調する』
・『切り取り線を破線で表現する』

「点線」の例文

・『点線で二つに折る』
・『手作業で点線を書くのはとても手間が掛かる』

まとめ

「破線」「点線」は作業部分の表示や強調など色々な用途で用いられる線ですがはっきりと区別されて使い分けられています。

目的や用途によって意味合いが異なるので混同しないように注意してください。

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