この記事では、「幸いでございます」と「幸いです」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「幸いでございます」とは?
自分が考えているように、相手が行動してくれるよう丁寧に伝える言葉が「幸いでございます」【さいわいでございます】です。
後から訂正するところがないように資料を作成してくれると、こちらとしても助かるといった気持ちを丁寧に伝えられます。
「幸い」には嬉しい、助かるといった感情が込められ、「ございます」を付ければ目上の人に対して感謝する気持ちを強く表せる言葉になるわけです。
「幸いです」とは?
相手が要望を受け答えてくれると実に「ありがたい」と思う気持ちを伝える言葉が「幸いです」【さいわいです】になります。
いつもやり取りしている取引先へ少し丁寧な言い方で要望を伝えたり、話しやすい上司に対して普段に使える言葉です。
「電話してもらえると幸いです」といったように、自分が求めている要望に応えてくれるとありがたいといった気持ちを伝えられます。
「幸いでございます」と「幸いです」の違い
「幸いでございます」と「幸いです」の違いを、分かりやすく解説します。
いかに自分が求めている要求に快く応じてくれるとありがたい気持ちを丁寧に伝える敬語が「幸いでございます」です。
ビジネスでは、社長に作成した文章を読んでもらい、その内容によって悪くは無いか判断を促す際に「ございます」を付けた敬語で伝えます。
「幸いです」は年が近い上司や取引先といった日頃からやり取りしている相手に対して気軽に使う言葉です。
「幸いでございます」の例文
・『受付が終わる18時までに来ていただければ幸いでございます』
・『11時までに支社へ提出していただけると幸いでございます』
「幸いです」の例文
・『整理券を分かるように持っていただければ幸いです』
・『和菓子を食べた率直な意見を聞かせてもらえれば幸いです』
まとめ
「ございます」と付けるだけで目上の人に対しより丁寧に自分の気持ちが伝えられます。
相手によりうまく使い分けて、失礼なく要望をメールや電話、文章で伝えてみるといいでしょう。