「道着」と「道衣」の違いとは?分かりやすく解釈

「道着」と「道衣」の違いとは?違い

この記事では、「道着」「道衣」の違いを分かりやすく説明していきます。

「道着」とは?

道着は、どうぎと読むのが正解な言葉です。

漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、みちや技芸等の分野といった意味を持っている道の漢字に、きるとか衣服等を身につけるといった意味を有する着の漢字を付け足す事で完成した言葉となっています。

以上の事から道着は、武道を行う際に着用する衣服を表すのです。


「道着」の言葉の使い方

道着は、武道を行う際に着る上下に分かれた衣服といった意味の言葉として使われています。

具体的には、柔道着や剣道着、空手着といったものの総称として、この道着という言葉が使用されているのです。


「道衣」とは?

道衣は、どういと読むべき言葉となっています。

文字で記されたこの言葉を目にすれば分かる事ですが、信仰上の教えとか思想等の意味の道の文字に、身に纏うものや着物等の意味がある衣の文字を付け加える事で完成した言葉です。

以上の事から道衣は、道士が着用する衣服といった意味を示します。

「道衣」の言葉の使い方

道衣は、道士が着用している服という意味の言葉として用いられているのです。

道士とは道教を修めている人という意味であり、中国の伝統宗教を信奉している人が着用する衣服という意味で、この道衣という言葉が使用されています。

「道着」と「道衣」の違い

道着と道衣の漢字表記を比較すれば、着と衣という漢字の違いがある事に気付けるものです。

所が最初の漢字は同じ道であり、どうぎとどういと読み方も似ているので、混同する恐れはないとは言えません。

とはいえ示す意味には違いがあり、道着は、武道で着用する衣服を表します。

一方の道衣は、道教を信奉しその教義に従い活動する道士が着用する衣服を示すのです。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字があり、共に衣服を指し示す言葉同士となっています。

とはいえ示す意味合いには、相違点があるのでそこを把握すれば問題なく使い分け可能です。

ちなみに道着は、柔道着や空手着等、武道を行う際に着用する服を表す際に使われる言葉となっています。

対する道衣は、道教の道士が着用している衣服という意味で、用いられる言葉です。

違い
違い比較辞典