この記事では、「花束」【はなたば】と「ブーケ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「花束」とは?意味
長い茎がある花をまとめて束にしたものを「花束」【はなたば】といいます。
はさみで茎を30cmほどの長さに切った後、水を吸いやすくするため茎の先を斜めにするのです。
その花を20本ほどまとめたものを包装紙で素敵に包み、リボンを結んで美しい束にします。
ボリュームがあり、花が映えるような色や素材の包装紙で包み込めば、受け取った方も感動する贈り物になるわけです。
退職祝いや寿退社、誕生日など相手を祝うとき贈るものとして選ばれています。
誕生月に合う花を選んだり、年齢と同じ数にするなど工夫するのも「花束」の面白さです。
「ブーケ」とは?意味
「花束」をフランス語で「ブーケ」といいます。
日本ではかなり茎を短く切り、束にしてフィルムに束ねたものを指すわけです。
結婚式で花嫁が持つものとして選ばれている花束であり、手で持ちやすくするため茎を短く切った「ブーケ」が選ばれています。
近頃は赤や黄色といった色でまとめて束ねたものや、あえて草を入れて自然な印象に束ね、素朴な色の包装紙に包んだものも人気です。
建物の飾りにするために変える楽しさや、三日月型にしてハンドヘルドブーケにする人もいます。
「花束」と「ブーケ」の違い
「花束」と「ブーケ」の違いを、分かりやすく解説します。
祝う気持ちを込めて渡すのが「花束」であり、相手を驚かせたり、喜ばせて楽しませるサプライズ的な要素を含んでいます。
自分の気持ちを手紙やカードに書いて一緒に渡せば、より相手を祝う気持ちを伝えられるでしょう。
お祝い事だけではなく、弔事でも使えるのが「花束」であり、「ブーケ」は結婚や出産といった祝いの場面で使われているところが違う点です。
まとめ
どちらも花を束ねたものですが、茎の長さや見た目に違いがありますので、自分なりに比較して見比べてみるといいでしょう。