「結論」と「おわりに」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「結論」と「おわりに」の違いとは?違い

この記事では、「結論」「おわりに」の違いを分かりやすく説明していきます。

「結論」とは?

「結論」とは最終的に出された判断のまとめです。

たとえば論文は最初にテーマを掲げ、それに関する論文などの情報を挙げてこういった事柄からこういうことが言えると論じていき、最後にそれまで論じてきたものから判断するとこういうことが言えるとまとめる形になります。

このようにそれまで出てきた情報や理論などから、最終的に何が言いたいか、どのようなことが言えるかという意見が結論です。

それまで論じていた物事を総まとめにした結果とも言えるでしょう。


「おわりに」とは?

「おわりに」とは本やレポートなどの最後の章として書かれるシメです。

どういう形でシメられるかは本やレポートなどによって違います。

本を書くにあたってお世話になった人への謝辞を書いたり、小説のあとがきに相当するものだったりもしますが、それまで論じてきたことの総まとめとして結論と同じ意味で使われることもあるでしょう。

どんな内容かは人や書物によっても違いますが、その書物のシメとして書かれる文章がおわりにです。


「結論」と「おわりに」の違い

「結論」「おわりに」の違いを、分かりやすく解説します。

それまで論じてきたものをまとめた意見が「結論」で、書物のシメとして書かれる文章が「おわりに」です。

「結論」はそこまで論じていたことについて、最終的な意見としてまとめた内容を書く場合にしか使われません。

ですが「おわりに」の場合はそれを書くのにお世話になった相手へのお礼や著者の近況報告など、書物や著者によって様々な内容が書かれます。

まとめ

それまでの事柄をまとめた最終的な意見が「結論」で、「おわりに」は書物として最後に書かれる文章という意味になります。

「おわりに」で何を書くか何が書かれるべきかは場合によって違いますが、そうして書かれる内容の一例として「結論」が含まれるという関係性だと言えるでしょう。

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