この記事では、「水深」と「浮力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水深」とは?
水深は、すいしんと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事となりますが、みずやみずのある場所等の意味を持っている水の文字に、みずがふかいとか奥がふかい等の意味を有する深の漢字を加えた事で誕生した言葉となっています。
以上の事から水深は、水面から底や水中にある目的物までの距離という意味を示すのです。
「水深」の言葉の使い方
水深は、水面から水中に存在する目的物までの距離といった意味の言葉として用いられています。
例えばプールの水面から底までが2メートルの場合には、水深2メートルのプールといった風にこの言葉を使用して表現したりするのです。
「浮力」とは?
浮力は、ふりょくと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、うかす事やうかした物といった意味の浮の漢字に、ちからとか、たいりょく等の意味がある力の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ浮力は、流体中にある物体に対して、流体が及ぼす上向きの力を表します。
「浮力」の言葉の使い方
浮力は、液体が物体を押し上げようとする力という意味で使われる言葉です。
具体的には、水の中に物を入れた際に沈む事なく、浮く事があります。
この様にして液体の中で物が浮いてしまう力を、浮力という言葉を駆使して表現するのです。
「水深」と「浮力」の違い
水深と浮力の漢字表記を見れば、使われている漢字も読み方も全然違う言葉同士であると、直ぐに気付く事が出来ます。
所がどちらも、水に関連した意味を持っている点がややこしい部分です。
とはいえ水深は、水面と水底か、目的物までの深さを示します。
一方の浮力は、液体の中に存在する物体に、液体が及ぼす上向きの力を表すのです。
まとめ
2つの言葉は、使用されている漢字も読み方も似ていない言葉同士となっています。
ですが共に水に関する意味を指し示す部分が、ややこしかったりするのです。
もっとも水深は、水面から目的物や水底までの距離という意味で用いられる言葉となっています。
対する浮力は、液体が物体を押し上げようとする力という意味で、使われる言葉です。