「世間話」と「雑談」の違いとは?分かりやすく解釈

「世間話」と「雑談」の違いとは?違い

この記事では、「世間話」【せけんばなし】と「雑談」【ざつだん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「世間話」とは?意味

世の中で多くの人が興味を持って取り上げる話を「世間話」【せけんばなし】といいます。

ご近所の子供がどの大学に合格したか、あの店ではこんな商品が安くなるといった話をするのです。

自分も興味があるだけでなく、聞く人もその話を耳にして得した、面白かったという内容の話を取り上げます。


「雑談」とは?意味

その場で話したいと思ったことを会話に取り入れるのが「雑談」【ざつだん】です。

とくに、このような話をしようと決めるのではなく、会話している流れでなんとなくその話が出てきて盛り上がるといったとりとめのない話を意味します。

そのため、この服が安かったとか、あの家は壁を塗装したなど目についたものを話題にするのです。

話す内容に深い意味はなく、相手との会話をつなぐため話します。


「世間話」と「雑談」の違い

「世間話」「雑談」の違いを、分かりやすく解説します。

最近起きた話題について話すのが「世間話」です。

ご近所のことやニュース番組で流れた事件、事故の話を取り上げて話せば、人とのつながりを深める方法にもなります。

もう一方の「雑談」は、その場で目に入ったものについて話したり、会話の間をつなぐために何気ない話を取り上げます。

感情的にならない話題や、当たり障りのない話をして一時的に楽しむといった気軽な内容が多いのです。

「世間話」の例文

・『隣に住む世間話が好きな住人と季節の話をして楽しむ』
・『世間話する上司がいつも休日は何をしているか聞いてくる』

「雑談」の例文

・『休憩時間は社員同士で雑談することが日課となっている』
・『後輩との距離を縮めるには、雑談していい雰囲気にすることだ』

まとめ

どちらも何気ない話をするといった行為を指しますが、少し意味に違いが見られる言葉ですので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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