この記事では、「木綿豆腐」と「島豆腐」の違いを分かりやすく説明していきます。
「木綿豆腐」とは?
木綿豆腐は、もめんどうふと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、白くて柔らかい綿繊維とか綿花等の意味を持っている木綿の文字に、大豆で作った加工食品といった意味を有する豆腐の文字を加える事で誕生した言葉となっています。
以上の事から木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を入れて型箱に流し込み、敷いてある木綿布でこして固めた豆腐を示すのです。
「木綿豆腐」の言葉の使い方
木綿豆腐は、木綿布でこして水分を追い出して固めて出来た豆腐といった意味の言葉として用いられています。
木綿布を使用する事で、豆腐の表面に木綿の布地が付くのが特徴的です。
「島豆腐」とは?
島豆腐は、しまどうふと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、周囲を水域で囲まれた陸地といった意味の島の漢字に、とうふや大豆食品の1種といった意味の豆腐の漢字を付け足す事により成立した言葉です。
だからこそ島豆腐は、主に沖縄で作られている豆腐を表します。
「島豆腐」の言葉の使い方
島豆腐は、沖縄で作られ食べられている豆腐という意味で使われる言葉です。
通常の豆腐とは違い、大豆を絞る際に加熱しないといった違った作り方で、生み出される沖縄由来の豆腐という意味で使用されています。
「木綿豆腐」と「島豆腐」の違い
木綿豆腐と島豆腐の漢字を見比べれば、木綿と島という漢字の違いに気付けるものです。
所が豆腐の漢字は共通しており、共に文字通り、豆腐の種類を表現する言葉となっています。
とはいえ木綿豆腐は、木綿布を使って余計な水分をこして作り出される豆腐を示すのです。
一方の島豆腐は、大豆を絞る時に加熱しない等、通常の豆腐とは違う作り方で生み出される沖縄の豆腐を表します。
まとめ
2つの言葉は共通する漢字の通り、豆腐の種類を指し示す言葉です。
ただし木綿豆腐は、木綿布でこす事で表面に木綿の布地が付いた豆腐に対して用いられる言葉となっています。
対する島豆腐は、主に沖縄で独自の製法で作られ食べられている豆腐という意味で使われる言葉です。