この記事では、「奇想天外」【きそうてんがい】と「斬新奇抜」【ざんしんきばつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「奇想天外」とは?意味
人には真似できない想像力を持っていたり、驚くような発想できる力があることを「奇想天外」【きそうてんがい】といいます。
例えば、人が予想だにしない動きをしてみせたり、言葉を口にして人を楽しませる行為はまさに「奇想天外」です。
このような人は普通では考えられないほど面白い行動して見せたり、風変わりな発想ができるため人気を集めます。
「斬新奇抜」とは?意味
他とは違う個性的で目新しい発想を「斬新奇抜」【ざんしんきばつ】といいます。
人には発想できない奇抜なものを考えられるところが素晴らしいと褒めるとき使う言葉でもあるわけです。
驚く行動するところはどこか奇抜で、不思議さを感じさせますが、その物事の独創的な着想はどこか人々を関心させ、楽しませます。
「奇想天外」と「斬新奇抜」の違い
「奇想天外」と「斬新奇抜」の違いを、分かりやすく解説します。
天と地がひっくり返ると思うほど奇抜で予想外なことを発想して披露する人の考えや行動を「奇想天外」といいます。
もう一方の「斬新奇抜」はそれまでにない物事の着想が素晴らしいと感じるとき使われている言葉です。
人が考えてもみないほど変わっている考えや行動、言動について表す言葉になります。
「奇想天外」は奇妙な発想で驚くといった意味で使われ、「斬新奇抜」は発想が独特であるところが違う点です。
「奇想天外」の例文
・『奇想天外な珍解答でお茶の間を楽しい雰囲気に変えた』
・『いつもは真面目な上司が奇想天外の発想で部下を笑わせた』
「斬新奇抜」の例文
・『斬新奇抜の作品を発表する芸術家に強く惹かれる』
・『街自体が斬新奇抜に造られているところが若者を魅了する』
まとめ
似ている言葉ですが、意味や使う状況によって違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。