この記事では、「えのき」と「ブラウンえのき」の違いについて紹介します。
えのきとは?
えのきとはエノキタケのことで、タマバリタケ科に属するキノコの一種です。
白い色をしたスーパーマーケットなどで販売されているえのきは、食用として人工的に栽培されているものになります。
クセが少なく食べやすいので、鍋料理などによく使われます。
スープに入れたり、炒め物などにしても美味しくいただけます。
ただし、生で食べると嘔吐や食中毒を起こす成分が含まれているので注意が必要です。
加熱することで分解されます。
また、えのきはきのこの中ではしいたけの次に栽培量が多いとされ、ビタミン類や食物繊維、カリウムなども豊富に含まれています。
ブラウンえのきとは?
ブラウンえのきとは、茶色い色をしたえのきのことをいいます。
栽培種に野生種を交配して人工的に栽培したものです。
アミノ酸が豊富に含まれていて、濃厚な味や風味があります。
ブラウンえのきはあまりスーパーマーケットなどでは販売されていませんが、最近では取り扱っている店舗も増えてきました。
シャキシャキとした食感で、加熱するとぬめりが出ます。
えのきとブラウンえのきの違い
野生のえのきは茶色い色をしており、白い色になるのは光を当てずに低温で栽培するからです。
光がある場所で育てば、しっかりした傘を持った茶色のえのきになります。
ブラウンえのきもえのきと同様に人工的に栽培されていますが、野生種を交配しています。
また、えのきとブラウンえのきを比較すると、ブラウンえのきの方が風味が強く味も濃いです。
えのきの方がクセが少なく、食べやすいといえるでしょう。
流通量はえのきの方が多く、ブラウンえのきの方が若干値段は高く取引されることが多いです。
どちらも栄養は豊富ですが、ブラウンえのきの方が栄養価は高いとされます。
まとめ
クセがなく食べやすいのがえのきで、風味が強く味が濃いのがブラウンえのきです。