この記事では、「チープ」と「安っぽい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「チープ」とは?
商品がどう見ても安っぽいと感じる物であれば“cheap”「チープ」と言います。
服であれば縫い方が悪かったり、すぐに切れそうなほど薄いといった素材、その物が陳腐と感じれば馬鹿にする意味を込めて使う言葉です。
このようなところから、「お前の考え方はチープ過ぎる」といって、いかに安易な考え方で安っぽく、価値がないと感じる人の発想や行動を指す言葉になります。
「安っぽい」とは?
いかに価値が無いと思う物を「安っぽい」【やすっぽい】といいます。
見た目が悪い物を見たとき、「とても安っぽい」と残念に感じる気持ちを伝えるのです。
とくに、見てくれが良くないものを見たときはその作りが悪く、すぐに壊れそうと感じたり、薄っぺらな物であるため価値がなく、その物を買う意欲すらないと思うとき評価も与えられない物に見えます。
「安っぽい部屋」といって、置いてある家具や家電製品、カーテン、床の木材といったものが全体的に安く見えるときに使うのです。
「チープ」と「安っぽい」の違い
「チープ」と「安っぽい」の違いを、分かりやすく解説します。
品質自体が悪く感じる物を「チープ」といって、いかに粗悪で価値が無いと見下す言葉です。
手に取る価値すらないほどぱっと見ただけで色が薄い、長く使えなさそうと感じるほど粗悪品であるため、お金を出して買うだけ無駄と馬鹿にする気持ちを含みます。
もう一方の「安っぽい」は、どう見ても素材や作りが悪い物に対して価値が無いと思うときに使う言葉です。
ただ、「チープ」の方がより安い物であると伝える言葉として使われています。
「チープ」の例文
・『この革素材の鞄はチープで職場には不向きだ』
・『チープな電化製品はすぐ壊れるので、安くても買わない』
「安っぽい」の例文
・『安っぽい皿を客に使うのは失礼なので、安易には使えない』
・『5千円も払ったのに、安っぽい手品を見せられて怒りがわく』
まとめ
安いという意味がありますが、どのような素材や作りに当てはまるか調べて、自分なりにうまく使ってみるといいでしょう。
