最近は高級食パンが話題にのぼりますが、」「食パン」と「パンドミ」の違いを知っている方はそう多くありません。
この記事では、「パンドミ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「食パン」とは?
「食パン」は生地を四角い型に入れて焼いたパンを意味します。
元々はイギリスやフランスで食べられていたものですが、これを日本人の好みに合うように工夫して作られたのが日本の「食パン」です。
スーパーなどでは、6枚切り、8枚切りといったように、色々な厚さにカットされた食パンが売られています。
また高級食パンもブームとなり、1本が千円近くするような食パンも目にします。
「パンドミ」とは?
「パンドミ」はフランス語の「pain de mie」のカタカナ表記です。
「pain」は言うまでもなく「パン」で、「mie」は「中身」という意味を持つフランス語の単語ですので、「pain de mie」を訳すると、「中身のパン」になります。
なぜこのような不思議な名前がついているのかと言うと、「パンドミ」は外側の皮の部分よりも、中身の方を味わうパンだからです。
フランスといえばバケットと呼ばれるパンが有名です。
パリッと焼きあがった外側の皮の部分を味わうパンで、歯ごたえと香ばしさが魅力です。
このような外側の皮を楽しむパンに対して、もっちりとした中身の味を楽しめるのが「パンドミ」、つまり「中身のパン」になります。
「食パン」と「パンドミ」の違い
「食パン」と「パンドミ」の違いを、分かりやすく解説します。
「食パン」と「パンドミ」は配合されている材料に違いがあります。
「食パン」には脂質や糖分が多く含まれていて、ふわりとして甘さがあります。
その一方で「パンドミ」は食パンよりも脂質や糖分が少なく、しっとりした食感で小麦のシンプルな香ばしさがするパンです。
欧米人の中にはリッチな材料で作られた日本の高級食パンを食べ「ケーキみたいだ」と感想を述べる人もいます。
まとめ
「食パン」と「パンドミ」、同じような見た目ですが、食べてみると食感と味に違いがあるのがわかると思います。
日本人は海外から伝わったパンを好みに合わせてアレンジし、菓子パンや惣菜パンなどを作り出しました。
今の日本人の食生活にパンは欠かせません。