「間取り図」と「平面図」の違いとは?分かりやすく解釈

「間取り図」と「平面図」の違いとは?違い

この記事では、「間取り図」「平面図」の違いについて紹介します。

間取り図とは?

間取り図とは建築図面の一種で、その部屋の広さや配置などを確認するための図面のことをいいます。

建築図面の中では最も基本的なもので、上から見た図になります。

玄関やトイレ、階段、バルコニーの位置を確認したり、部屋が和室なのか洋室なのかを確認したりするのに役立ちます。

クローゼットやパントリーなどの収納スペースを確認できたりもします。

注文住宅を建築する際には間取り図を作成してもらいますし、建売住宅やマンションの購入を検討している場合などにも最初に確認することが多いです。

また、マンションやアパートなどの賃貸物件を探す際などにも利用されています。


平面図とは?

平面図も建築図面の一種で、床面から一定の高さの水平断面を図面にしたものをいいます。

平面図は設計図書の中でも基本となるもので、主要部の寸法が書き込まれています。

50分の1か100分の1の縮尺で書かれるのが一般的です。

正確な縮尺で作成されているため、寸法も正確なのが大きな特徴です。

平面図には、間取りや部屋の用途、面積、壁の構造などの情報が含まれています。

また、設備だけではなく家具などが含まれることもあります。


間取り図と平面図の違い

間取り図も平面図も建築図面の一種ですが、寸法の正確性には違いがあります。

平面図は正確な縮尺で作成されているので、寸法が正確です。

それに対して間取り図は、どこにどの部屋があるというようなイメージ図なので寸法や縮尺は考慮されていません。

そのため平面図の方が正確な情報が伝わりますが、間取り図の方がシンプルで見やすいのでマンションやアパート、戸建て住宅などを検索する際には用いられることが多いです。

まとめ

間取り図と平面図の違いは、寸法が正確かどうかにあります。

寸法が正確なのは平面図ですが、シンプルで分かりやすいのは間取り図になります。

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