インターネットが一般的に知られるようになってから既に30年以上になり、今では納税などもネット経由で行うことができるようになっている。
しかし、今でもよく分からないのが「http」と言う呪文のような文字がブラウザでアクセスする場合に使われていることでしょう。
この記事では、「http」と「https」の違いを分かりやすく説明していきます。
「http」とは?
「http」とは、インターネット上でデータをやり取りするためのプロトコル(やり取りの規則)の名前であり、同時にブラウザからサーバーにアクセスするときに指定するアドレスの先頭につけるコードのことです。
英語の「hypertext transfer protocol」の略で、やり取りするデータはHTML(hypertext markup language」と呼ばれるもので、テキストデータと、タグと呼ばれる構造化するための仕組みで構成されます。
「https」とは?
「https」とは、前述の「http」と同じように、インターネット上でデータのやり取りをするためのプロトコルであり、「hypertext transfer protocol secure」の略であり、要は「安全なhttp」と言う意味になります。
「http」ではそのままネット上に流されていたデータが、「https」を使用することによって暗号化されて送受信されるので、データを解析されるのが極めて困難になっています。
「http」と「https」の違い
「http」と「https」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、ここまで説明してきたように、ブラウザと呼ばれるhtmlクライアントがサーバーにアクセスするために使用するURLと呼ばれるアドレスの先頭に付けるHTMLをやり取りするプロトコル名であるというのは同じですが、大きな違いは「http」がやり取りをそのまま文字で行うのに対して、「https」がやり取りするデータを暗号化すると言うことです。
これによって、インターネット上を通るデータは傍受されたとしても元のデータを復元することは困難で、ある程度は安心してやり取りをすることができます。
まとめ
ここまで説明してきたように、今では我々の日常生活に無くてはならない存在であるネットやブラウザですが、逆に何も考えずに個人情報や秘匿すべき情報をやりとりしてしまう危険に絶えず晒されています。
そのような環境においては、データのセキュリティに関してユーザー自身が考える必要があるのです。