この記事では、「開場」と「開演」の違いを分かりやすく説明していきます。
「開場」とは?
「開場」は「かいじょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「劇場やイベント会場などの中に、人を入れさせること」という意味です。
2つ目は@「新しい建物や施設などを、一般の人が中に入れる様にすること」という意味です。
「開場」の言葉の使い方
「開場」は名詞として「開場する・した」「開場準備」などと使われます。
「開」は「閉じているもの、ふさがっているものをあけ放つ」「ものごとを始める」という意味、「場」は「あるものごとが行われるところ」という意味、「開場」で「あるものごとが行われるところのドアをあけて、人を入れること」になります。
「開演」とは?
「開演」は「かいえん」と読みます。
意味は「音楽・演劇・舞踊・演芸などの催しものを始めること」です。
ある場所で、イベントの本番が始まることを表します。
「開演」の言葉の使い方
「開演」は名詞として「開演する・した」「開演前」などと使われます。
「開」は「閉じているもの、ふさがっているものをあけ放つ」「ものごとを始める」という意味、「演」は「意味を押し広める」「技芸などを実際におこなって見せる」という意味、「開演」で、「あるイベントを実際に始めて人に見せること」になります。
「開場」と「開演」の違い
「開場」は「あるものごとが行われるところのドアをあけて、人を入れること」です。
「開演」は「あるイベントを実際に始めて人に見せること」です。
「開場」の例文
「開場」の例文は以下の通りです。
・『コンサートの2時間前に開場になる』
・『開場時間に合わせて人が押し寄せる』
・『開場前から行列ができる』
「開演」の例文
「開演」の例文は以下の通りです。
・『出演者の都合で開演時間が遅れる』
・『開演時間が迫ると緊張する』
・『開演前にスタッフから注意事項が述べられる』
まとめ
今回は「開場」と「開演」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。