この記事では、「ビストロ」と「フレンチ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ビストロ」とは?
「ビストロ」とは、「フレンチの一種で、気軽に利用できるこぢんまりとした食堂や居酒屋のこと」という意味です。
わきあいあいとした雰囲気で、手頃な値段の庶民的な料理を提供します。
「ビストロ」の言葉の使い方
「ビストロ」はフランス語で「bstro」と書きますが、語源はロシア語で「速い」という意味の語です。
フランス料理店にロシア兵が訪れた際に、ビールを早く持ってこいと言う意味で「ビストロ」と叫んだのが由来とされています。
フレンチの種類のひとつで、テーブル同士の間隔が近く、肩ひじ張らない居酒屋の様な飲食店に使われます。
日本ではフレンチということもあり、ややお高いというイメージがあります。
「フレンチ」とは?
「フレンチ」の意味は以下の通りです。
1つ目は「フランス語」という意味です。
2つ目は「フランス人」という意味です。
3つ目は「フランス式の」「フランス風の」という意味です。
「フレンチ」の言葉の使い方
「フレンチ」は「フランスを表すものの総称」として使われ、「ビストロ」に対して使われる場合は「フランス料理・フランス料理店」という意味になります。
「フレンチ」には「カフェ」「ブラッスリー」「ビストロ」「レストラン」「オーベルジュ」「グランメゾン」などの種類があり、「レストラン・オーベルジュ・グランメゾン」はドレスコードがあります。
「ビストロ」と「フレンチ」の違い
「ビストロ」は「気軽に利用できるこぢんまりとした食堂や居酒屋、フレンチの一種」です。
「フレンチ」は「フランス料理・料理店の総称」です。
「ビストロ」の例文
「ビストロ」の例文は以下の通りです。
・『ビストロでビールとワインを楽しむ』
・『女子会でビストロを予約する』
「フレンチ」の例文
「フレンチ」の例文は以下の通りです。
・『フレンチトーストを作る』
・『ドレスコードがあるフレンチなのでジーンズはNGだ』
まとめ
今回は「ビストロ」と「フレンチ」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。