この記事では、「ひこにゃん」と「ひこねのよいにゃんこ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ひこにゃん」とは?
ひこにゃんとは、滋賀県彦根市のマスコットキャラクターです。
彦根市には彦根城がありますが、2007年に築城から400年を迎え「国宝・彦根城築城400年祭」という記念行事が行われました。
そのイベントを盛り上げるために登場したキャラクターで、ゆるキャラブームの火付け役として知られています。
ひこにゃんは、彦根藩の藩主である井伊直孝に縁のある白猫がモチーフです。
彦根には、白猫が雷から井伊直孝を救ったという伝説あります。
ひこにゃんは戦国時代のような兜をかぶっていて、3頭身の愛らしい猫の姿をしています。
「ひこねのよいにゃんこ」とは?
ひこねのよいにゃんことは、大阪府出身のイラストレーターであるもへろんの絵本に登場するキャラクターです。
もへろんはひこにゃんの原作者でもあります。
ひこねのよいにゃんこはひこにゃんとよく似ており、原作者と彦根市の間では著作権や商標権、グッズ販売を巡って訴訟に発展しました。
彦根市がひこにゃんに似ているとしてひこねのよいにゃんこのグッズ販売差し止めや損害賠償を求めたからです。
現在は和解しており、ひこねのよいにゃんこのグッズは販売できなくなっています。
「ひこにゃん」と「ひこねのよいにゃんこ」の違い
ひこにゃんもひこねのよいにゃんこもイラストレーターのもへろんが生み出したキャラクターで、原作者は同じです。
見た目もよく似ており、ほとんど区別はつきません。
ひこにゃんは彦根市の公式なマスコットキャラクターです。
原作者が所属しているデザイン会社から彦根市は著作権を買取っているため、ひこにゃんの権利は彦根市にあります。
まとめ
ひこにゃんとひこねのよいにゃんこは原作者が同じで、見た目がそっくりなキャラクターです。
彦根市の公式のマスコットキャラクターはひこにゃんです。