この記事では、“dance”と“dancing”の違いを分かりやすく説明していきます。
「dance」とは?
“dance”は踊りや踊ることを表す、名詞です。
名詞であるが故、例えば、フラダンスやラテンダンスのほか、阿波踊りなど踊っているように見えるものはすべてダンスという名詞になります。
名詞ですので、実際に踊っている様子はどうでもよく、どういった種類の踊りがあるかというのを知る場合、用いる英単語です。
「dance」の使い方
“dance”は、踊りの種類を知る場合用います。
例をあげますと、“Flamenco dance”はフラメンコというスペインの踊りであると種類を述べることができます。
また、対象となる相手に対して、一緒に踊ることを要求したりする場合、“Shall we dance”といえば、対象者に対して、一緒に踊らないかと誘うこともできますので、あくまで踊るという名詞として使用するのです。
「dancing」とは?
“dancing”は、すでに踊っているさまを表す言葉です。
どのような踊りを踊っているかについては、見てみないのでわからないのですが、とりあえず踊っている様子に見えるものに対し“dancing”と呼び踊っているとするのです。
なお、踊っているかどうかについては主観になりますので、対象に踊っているかどうかを聞いてみない限り、踊っているかどうかはわからないです。
「dancing」の使い方
“dancing”は今現在、踊っている様子を言い表す場合使用します。
なお、外見で踊っていると判断しますので、実際に対象となるものが踊りをしているかは未知数です。
「dance」と「dancing」の違い
“dance”と“dancing”の違いは、踊りであるという名詞で文章が終わっているか、今現在踊りを踊っているかという違いにあります。
そのため、“dance”は踊りの種類、“dancing”はすでに踊っていて対象が何かしら周囲に対してアクションを起こしている様子であるとするのです。
ここでいう、アクションは踊ることで周囲を楽しませることや、迷惑をかけるなど様々なアクションを起こしているという意味です。
まとめ
“dance”と“dancing”の違いは、名詞でお話が終わっているか、踊りを今現在踊っているかという現在進行形で物語が進んでいるかという違いです。
そのため、“dance”はあくまで踊りの種類を述べる場合に使用することが多いのですが、“dancing”は目で見て踊っていることがわからないと始まらない英単語になるのです。
例えば、対象者は、踊っているつもりでも第3者から見たらふざけているだけに見えた場合、“dancing”という言葉は成立せず、“Playful”というふざけているという言葉が成立してしまいます。
そのため、“dancing”は見た目が踊っているように見えないと成立せず、教育ビデオなどで踊り方を説明しているビデオなども対象が踊っていると判断されないと“dancing”は成立しないのです。